【少年サッカー】チームの選び方。失敗しない3つのポイント
「小学生になったら子供をサッカーチームに所属させたい」
「子供に合ったサッカーチームを選びたい」
「選んだサッカーチームで長く続けてほしい」
このように思っている保護者さんに向けて、少年サッカーのコーチ歴10年以上のKJがチームの選び方を紹介していきます。
ズバリ!!チームを選ぶポイントは...大きく分けて3つあります。
- 指導者の声かけ
- 同年代のライバル
- チームの雰囲気
そして、必ずチームの練習を見に行ってから決めてください。
「近いから」「友達がいるから」と言った理由も否定はしませんが、子供をチーム練習に参加させて、子供がどう感じたかが大切です。
「このチームでサッカーがしたい」と思ったのか、「あまり楽しくない」と感じたのか?
所属するチームでサッカーをするのは子供なので、子供の意見を聞いてあげた方が良いです。
ただし、1・2年生の低学年だと、「楽しい・楽しくない」の判断基準が難しいです。
自分でまだ判断ができない子供もいるからです。
そんな時は保護者さんが指導者の声かけであったり、チームの雰囲気を見てあげる事も必要かもしれません。
でも、まずは子供の意見を優先する事を忘れてはいけません。
この記事を見てチームを見学・練習参加した時に、周り人の意見に流される事なく自分で見て感じた事、子供がしっかり成長できる環境なのかを見極めるヒントになったら幸いです。
目次
少年サッカーのチーム選びはなぜ重要なのか?
小学生年代はゴールデンエイジと言われ、子供が1番成長する時期なのでチーム選びがとても重要です。
小学1年生から6年生まで所属するとなると6年間も子供をチームに預ける事になります。
ましてや、運動能力や技術、スキルはゴールデンエイジ(10歳〜12歳)に1番成長すると言われているので、その年代をどういうチームで過ごすかは重要になってきます。
このゴールデンエイジ(10歳〜12歳)に運動能力、技術、スキルをしっかりトレーニングしてきた子供は次のカテゴリー(小学生高学年・中学生)になった時に更に成長度合いが増します。
わかりやすく言えば、子供のサッカー選手になる為の「土台」がしっかり作られるイメージです。
逆に「土台」をしっかり作っていなかったらどうなるでしょうか?
基礎がない家を建てるようなものなので、しっかりとした選手になるのが難しくなります。
それくらいゴールデンエイジの過ごし方は大切です。
失敗しないチームの選び方3つのポイント
チーム選びにおいて、気にしてほしいポイントがあります。
チーム選びに失敗しない為には、練習参加やセレクションという少ない時間でチームを分析しないといけません。
これは練習参加やセレクションの時に見る事や聞く事ができる事なので、気にしてみると良いでしょう。
ポイント①「指導者の声かけ」
子供たちに対する声かけやコミュニケーションがとれる「指導者」がいるかどうかです。
その指導者の「声かけ」に注目して下さい。
- ポジティブな声かけをしているか?
- 子供たちに罵声を浴びせていないか?
- 子供たちとよくコミュニケーションを取れているか?
監督やコーチの声かけには、子供達を成長させる為の「ヒント」や「信頼」や「期待」が込められてる場合が多々あります。
子供達にポジティブな声かけができている監督・コーチは、選手とのコミュニケーションが良く取れていて、子供達が伸び伸びとプレーする事ができます。
逆にネガティブな声かけが多い監督・コーチの元でプレーしている子供達には「自主性」や「創造性」があまりなく、「怒られないようにプレーする」が1番になってしまい、成長速度が落ちてしまいます。
是非、指導者の声かけがポジティブなのかよく聞いてみて下さい。
正しいコーチングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
【少年サッカーの最適なコーチングとは? 親やコーチがするべき声掛け】
ポイント②「ライバルの存在」
チームを選ぶ中で大切なのは「子供が成長できる環境なのか」です。
もちろん誰に教わるかも大切ですが、切磋琢磨するライバルがいる事は非常に重要になります。
仲良しの友達がいることも大事ですが、成長の伸び代を考えると、「ライバル」の存在はとても大きいです。
- 絶対に負けたくないライバル
- ピンチの時に頼りになるライバル
様々なシーンで子供に良い影響を与える「ライバル」がいるチームを選ぶことが大切です。
「そんなの入ってみないとわからない!」と言う方は、ポイントの①と③をしっかり見極めた上でチームに入りましょう。
必ずポジション争いや練習の取り組みで、「この選手凄いな!」や「この選手は同じポジションを争いそうだ」と思える選手がでてきます。
彼らと良き仲間でありライバルである事が、お互いに切磋琢磨し成長できる関係になり、成長速度が上がります。
ポイント③「チームの雰囲気」
練習などを見に行った時に気にしてほしいのは、チームの雰囲気です。
チームの信念やチームカラーは、チームごとに違って独特の雰囲気があります。
- 「個」がメインなのか?
- 「総合力」を重視するのか?
- 「勝ち」にこだわるのか?
子供や保護者さんの考えに出来るだけ近い、チームを選ぶ事が大切です。
例えば、個の力を伸ばしたいと思っているのに、チームの総合力を重視しているチームに入ってしまうと、チームにいる最大6年間本来やりたい事ができないストレスがかかってしまいます。
子供がやりたい事や伸ばしたい所に。マッチするようにチームの雰囲気を確認しておくことが重要です。
子供のチーム選びの際に、親ができること
チーム選びの際に保護者さんが気をつけてほしいのは「子供の意見を聞く」この1点と言っても過言ではありません。プレーするのは親ではなく子供です。
練習や試合を見に行き、子供が「このチームでプレーしたい!」と思ったなら、それを信じてあげる事です。
子供の考えや思いを優先させてあげて下さい。「子供が自分自身で選択する」事が重要です。
「選択し決断する」事で子供の意見を尊重できます。それと同時に子供にも「自覚」や「自立」を感じさせる事ができるのです。
保護者の都合でチームを選んでしまうと、子供にとっては楽しくなく、やらされていると考えてしまうことが多いです。
ほしいおもちゃがあって子供が「これがいい!」と選んでも、保護者が「これにしときな!」と渡されたおもちゃに満足できないのと同じです。
「子供の意見を聞き、子供自信が決める」これが重要です。
チームの選び方のまとめ
チーム選びは「指導者の声かけ、ライバルの存在、チームの雰囲気」で決める事をおすすめします。
噂話だったり、評判の良し悪しはどのチームでも必ずあります。
チームもそれぞれですし、選手の目指す未来も様々だから当然なのです。
だからこそ、子供自身の意志で決定する事が大切です。
子供自身で決めたチームで子供が活躍し、更に「成長する姿」を見られるようなチームに出会える事を心から願っています。
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投稿者プロフィール
- 元ソサイチ(7人制サッカー)日本代表キャプテン・サッカーコーチ歴15年・メンタルコーチ。
僕が指導していく中で大事にしている事は、サッカースキルだけではなく、チャレンジ精神とバイタリティを育てることです。僕が持っている知識を発信してきます。
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