「小学生の頃はもっと活躍できていたのに、中学・高校に上がってから急に伸びなくなった」「誰よりも練習しているのに、なかなか結果につながらない」——中学生・高校生になると、こうしたサッカーの伸び悩みに直面する選手はとても多くなります。
伸び悩みにぶつかると、多くの人は「もっと練習量を増やそう」「メンタルが弱いのかも」と考えがちです。もちろんそれも一因ですが、中学生・高校生のサッカーの伸び悩みには、見落とされやすい隠れた原因があります。それが「力み(リキミ)」と「身体の使い方」です。
- まじめに頑張っているのに、プレーが伸びない
- 小学生の頃のアドバンテージがなくなってきた
- スピードやキレが、周りに追い越されてきた気がする
この記事は、こんな伸び悩みを抱える中高生本人・保護者に向けて書いています。身体開発養成トレーナーの後藤コーチの視点も交えながら、伸び悩みを「身体の使い方」から突破する道筋を一緒に見ていきます。
この記事の結論(先に要点だけ)
| ポイント | 要点 |
|---|---|
| 伸び悩みの原因 | 技術・戦術・メンタルに加え「力み・身体の使い方」が隠れていることが多い |
| まじめな子の逆説 | 一生懸命な子ほど力み、動きが硬くなりやすい |
| 練習量の落とし穴 | 力んだ動作のまま量を重ねても、上達と比例しにくい |
| 変わる一歩 | 力みを取り、身体の使い方を変える「動作改善」から始める |
| はじめ方 | まずは動作診断で、いまの身体の使い方を見てもらう |
「頑張り方の向き」を少し変えるだけで、止まっていた伸びが動き出すことがあります。まずは、伸び悩みの原因から整理していきましょう。
サッカーの伸び悩み、本当の原因はどこにある?
はじめに、この章の要点です。
- 伸び悩みの原因は、大きく4つに整理できる
- 技術・戦術・メンタルは語られやすいが、身体の使い方は見落とされがち
- 中高生特有の「成長期」が、身体の使い方に影響している
中学生・高校生のサッカーの伸び悩みは、原因を切り分けると考えやすくなります。よく語られる原因に加えて、見落とされやすい「身体の使い方」を並べてみます。
| 原因 | 起きていること | 見落とされやすさ |
|---|---|---|
| ①技術 | 止める・蹴る・運ぶの精度が頭打ち | 語られやすい |
| ②戦術・判断 | 状況判断や連携が追いつかない | 語られやすい |
| ③メンタル | 失敗を恐れ、挑戦できない | 語られやすい |
| ④身体の使い方・力み | 動きが硬く、身体を効率よく使えていない | 見落とされやすい |
多くの情報は①〜③に集中します。ですが中学・高校の時期は、身長が伸び、身体が大きく変化する成長期にあたります。手足が急に長くなると、それまでの身体の使い方が合わなくなり、動きがぎこちなくなることは少なくありません。小学生の頃は身体能力のアドバンテージで通用していた選手が、周りの成長に追いつかれて伸び悩むのも、この時期の特徴です。
よくある勘違い:伸び悩むとすぐ「技術不足」「メンタルの弱さ」と結論づけがちです。ですが、そもそも身体を効率よく動かせていなければ、技術も判断も本来の力を発揮できません。まずは土台となる「身体の使い方」を疑ってみる価値があります。
「自分(うちの子)はどれが原因なんだろう?」と思ったら、まずはサッカー伸び悩み診断(無料・約1分・全12問)で主因のあたりをつけてみてください。原因の切り分けについては、サッカーが上手くならない原因は?伸び悩む子が変わる視点でも詳しく整理しています。
まじめな子ほど「力む」という逆説
この章の要点です。
- 一生懸命な子ほど、身体に力が入りやすい
- 力みは、スピード・キレ・持久力を奪う
- 「頑張る=力を入れる」ではない
伸び悩みの隠れた原因の中心にあるのが「力み(リキミ)」です。ここには、多くの選手が気づいていない逆説があります。それは、まじめで一生懸命な子ほど、力んでしまいやすいということです。
「もっと速く」「もっと強く」と思うほど、肩や腕、脚に余計な力が入ります。ところが、身体は力を入れるほど速く動くわけではありません。むしろ逆で、必要のない筋肉に力が入ると、関節の動きが制限され、動きが硬く・遅くなります。
| 力んでいるとき | 力みが取れたとき |
|---|---|
| 肩や腕に余計な力が入る | 上半身がリラックスしている |
| 動きが硬く、キレがない | しなやかで速い動きが出る |
| すぐに疲れる | 力を使う場面を絞れて長く動ける |
| ケガをしやすい | 身体への負担が減る |
一流のアスリートの動きが「なめらかで力んでいないように見える」のは、力を入れるべき瞬間だけ入れ、それ以外は脱力できているからです。「頑張ること」と「力を入れ続けること」は別物——この違いに気づくことが、伸び悩みを抜け出す入り口になります。
練習量と上達が比例しない理由
まず、この章の要点です。
- 間違った身体の使い方のまま量を重ねると、クセが固まる
- 力んだ動作を反復すると、力みも一緒に染みつく
- 「量より、まず動きの質」を見直す
「あんなに練習しているのに、なぜ伸びないのか」——伸び悩む中高生によくある悩みです。その理由のひとつが、練習量と上達が必ずしも比例しないという事実です。
練習は、動作を身体に覚え込ませる作業です。ということは、力んだ動きや非効率な身体の使い方のまま反復すれば、その「悪いクセ」まで一緒に固まってしまうのです。まじめな子ほどたくさん反復するので、かえって力みが染みついてしまう、という残念なことも起こります。
だからこそ、伸び悩んだときに「とにかく量を増やす」のは、遠回りになることがあります。まず見直したいのは、一回一回の動作の質です。効率のよい身体の使い方が土台にあってはじめて、練習量が上達に変わっていきます。上達の考え方全般はサッカーが上達する方法でも整理しています。
ワンポイント:練習後に「今日は身体のどこかに無駄な力が入っていなかったか」を振り返ってみてください。プレーの上手い・下手ではなく「力んでいなかったか」に意識を向けるだけで、動きの質は少しずつ変わっていきます。
変わるための一歩は「動作改善」から
この章の要点です。
- 伸び悩みは、身体の使い方を変えることで動き出すことがある
- まずは、いまの動作を「見てもらう」ことから
- 自分では気づけない力みを、外の目で言語化する
では、身体の使い方が原因の伸び悩みは、どう突破すればよいのでしょうか。答えはシンプルで、力みを取り、身体を効率よく使えるように「動作そのものを改善する」ことです。Breiruではこれを「身体開発」と呼んでいます。
ただし、力みや動きのクセは、自分ではなかなか気づけません。長年その使い方でプレーしてきた本人にとっては、それが「普通」になっているからです。だからこそ、最初の一歩は、いまの身体の使い方を第三者の目で見てもらい、どこに力みや非効率があるのかを言語化してもらうことです。
Breiruのオンライン指導は、まさにこの中高生の「身体開発=動作改善・力み取り」に特化しています。技術や戦術の前に、すべてのプレーの土台となる「身体の使い方」から見直すことで、止まっていた伸びが動き出すきっかけをつくります。
はじめ方はかんたんです。まずはオンライン身体開発の体験=動作診断(¥3,300・入会金なし)で、いまの身体の使い方を後藤コーチに見てもらうことから始められます。動作診断では、あなたのプレーのどこに力みが隠れ、何を変えれば伸びしろになるのかを具体的にお伝えします。※効果には個人差があります。
「そもそも自分の伸び悩みの原因が、身体なのかメンタルなのか環境なのか分からない」という場合は、先に伸び悩み診断(無料・約1分)で主因を切り分けておくと、動作診断に進むべきかの判断もしやすくなります。自分のタイプや適正ポジションを知りたい方は、サッカー成長タイプ診断もおすすめです。
まとめ|伸び悩みは「身体の使い方」から突破する
最後に、この記事の要点を振り返ります。
- 中学生・高校生のサッカーの伸び悩みは、技術・戦術・メンタルだけが原因ではない
- 見落とされやすい隠れた原因が「力み」と「身体の使い方」
- まじめな子ほど力みやすく、力んだ動作を反復すると悪いクセが固まる
- だから練習量と上達は、必ずしも比例しない
- 変わる一歩は、力みを取る「動作改善(身体開発)」から
伸び悩んでいると、つい「才能がないのかも」「もっと練習しなきゃ」と自分を追い込みがちです。ですが、原因が身体の使い方にあるなら、追い込むほど力みは強くなってしまいます。頑張り方の向きを、少しだけ変えてみる——それが、中高生の伸び悩みを突破する現実的な一歩です。
中高生の伸び悩みを、身体から突破しませんか。 技術やメンタルの前に、すべての土台となる「身体の使い方」を見直すことで、止まっていた伸びが動き出すことがあります。まずはオンライン身体開発の体験=動作診断(¥3,300・入会金なし)で、いまのあなたの身体の使い方と伸びしろを、後藤コーチが具体的にお伝えします。※効果には個人差があります。
よくある質問
Q. 中学生・高校生でサッカーが伸び悩むのはなぜですか? 技術・戦術・メンタルに加えて、成長期による身体の変化と「力み・身体の使い方」が隠れた原因になっていることが多いです。小学生の頃の身体的アドバンテージが薄れる時期でもあります。
Q. 練習量を増やせば伸び悩みは解決しますか? 必ずしもそうとは限りません。力んだ動作のまま量を重ねると、悪いクセまで固まってしまうことがあります。まずは一回一回の動作の質を見直すことが近道になる場合があります。
Q. 力み(リキミ)は自分で気づけますか? 長年その使い方でプレーしてきた本人にとっては「普通」になっているため、自分では気づきにくいです。第三者の目で見てもらい、言語化してもらうことが第一歩になります。
Q. まず何から始めればいいですか? オンライン身体開発の体験=動作診断(¥3,300・入会金なし)で、いまの身体の使い方を見てもらうところから始められます。どこに力みが隠れ、何を変えれば伸びしろになるかを具体的に知ることができます。






